都内タクシードライバーのデメリット

どうも、なお@1989taxiです。
今回は、2年間都内でタクシードライバーをしていて気づいたデメリットを紹介します。
事故のリスク
タクシードライバーでの一番のデメリットは、事故のリスクです。
この2年間、都内の道路を走って感じたこと、それはルールを守らず無謀な運転や歩行をする方が多く見受けられたことです。
特に、免許を持っていない歩行者(たぶん)によく見受けられました。
(彼らは、十分な交通知識を学ぶ機会がなかったからしょうがないのかな)
もし、無謀な歩行者に少しでも接触してもケガでも与えてしまったら、免許に傷ついてしまいます。
もし免許に傷が付けば、免停や免取になり会社にも迷惑をかけます。
2018年10月の都内の事故数
2779件
1日平均90件の事故が起こっている計算になります。
この中には、ドライバーが注意していたら防げれたものもあると思いますが、無謀な歩行者や運転手が起こした事故も含まれていると思います。
また、都内には狭い道や複雑な道路等が多く、運転技術が必要です。
入社して3年間で無事故無違反のドライバーは、20%以下と事故係に聞いたことがあります。
実際に僕は、この2年間で2回の物損事故を起してしまいました。(プラス貰い事故は2回)
幸い、免許に傷がつくことがなかったので良かったですが。
ドライバーになられる方・なった方は、事故のリスクがあることをお忘れずに。
理不尽なお客様
1000組に1回程度(半年に1回)の割合で理不尽なお客様に出くわします。
こればっかりは、接客業なので諦めるしかありません。
でも、同じ空間にいる時間はたったの10分程度です。
たったの10分を我慢すればいいのです。
そして、お客様が降りられた後に車内で【バカヤロー】と一言発っせればいいのです。
そして、気持ちを切り替えして次のお客様を探せばいいのです。
タクシードライバーのイメージ
今は、タクシードライバーのイメージは良くなっているものの、まだ良いイメージを持っていない方は多くいます。
『若いのに、タクシードライバーなんかもったいないね』
よく言われる言葉です。
それに対して僕は、いつも返します。
『なにがもったいないのですが?』
『給料は低いでしょ?体力てきに辛いでしょう?タクシーなんか40歳以上がやるもの』
『1年目の年収は550万でした、同じ20代だったら悪くないと思います。最初は、仕事に慣れていなかったので厳しかったですけど、休憩時間も拘束時間も法律で定まっていますので仕事に慣れたら体力的に厳しいことはなくなりました。そして、今は新卒でこの業界に入ってくる方も多くいますよ』
以上のやり取りをすると、大抵のお客様はイメージを変えていただけます。
また、入社当時は【友人や両親のタクシーについてのイメージ】は良いものではなかったです。
しかし、自分が楽しんでるところやタクシーの話ばかりをしていたおかげで今ではイメージが変わったと言ってくれます。
そしてきっと、数年後にはタクシードライバーの地位は向上して人気の職種になっていると思っています。
だって、このタクシーっていう仕事はやりがいのある仕事だから。
デメリットからメリットになるはずです。
健康リスク
タクシー乗務は、計15時間は座って仕事を行っています。
下記のサイトには、座りすぎの『健康リスク』が載っています。
https://www.businessinsider.jp/post-106010
・死亡リスク40%増
・筋力低下
・血流の流れの低下
見ているだけでぞっとしますよね。
僕は、座りっぱなし改善の為に1~2時間に1回のペースで車外に出て屈伸をするように心がけていました。
また、運動や食事についてもかなり見直しました。
なぜなら僕の目標の1つに、『スポーツ万能なおじいちゃんになる』があります。
自分が高齢者になった時、出来るだけ人の助けをかりない生活をしたいので。
皆様もお気をつけて。
まとめ
僕が気づいたデメリットは『事故のリスク』『理不尽のお客様』『タクシーのイメージ』『健康リスク』の4点です。
どんな仕事にも、メリットとデメリットはあると思います。
その中でも、タクシーのデメリットは意外と少ないのではないでしょうか。
(人によって意見が分かれると思いますが)